充実の5月から県議会の6月へ。
平成30年5月は、私にとって公私ともに本当に忙しいひと月でした。
何と申しましても、5月3日に3番目の娘が産まれてきてくれたことが、私の人生の中で“3回目”の“1番”幸せな瞬間でした。
そして県議会では、当選当初より希望していた総務委員会の出先機関調査にて、県内各地の小学校、中学校、高等学校、養護学校、特別支援学校、教育事務所、警察署、県税事務所などにお伺いしました。
そして、日頃お世話になっております各種団体の総会・懇親会にも積極的に出席させていただきました。
6月はいよいよ県議会定例会が開かれます。
今年度最初の議会、気を引き締めて県民の皆様の思いをしっかりと届けられるように努めてまいります。
以下、5月の活動です。
「5月5日」
月1恒例みどり野青年部による廃品回収デー。
いつもの長女に続いて、二女まで最年少参戦。
ついに“お姉ちゃん”としての自覚が芽生えたのではないかと、頼もしい朝でした。
お昼には、娘二人へのご褒美がてら高知県立牧野植物園へ。
花や草木と慣れ親しんで、小さな時からいろいろな植物を感じてもらうには、牧野植物園は最適でした。
さらに夜には、土佐横浜みなと未来祭りの“ドデカイ”花火を追いかけて高知市内へ。
「5月8日」
総務委員会による高知市方面調査の為、高知国際中学校、高知西高等学校、高知北高等学校へ。
国際中学校では、本年4月の開校からの現況や英語を中心とした取組について。
西高校では、スーパーグローバルハイスクールや英語科の取組。
それぞれ丁寧にご説明いただきました。
国際と西は大きな期待と“プレッシャー”を抱える学校であり、北高校は厳しい環境にある子ども達に寄り添い支えるという大きな役割を担う学校であり、県議会としてしっかりとバックアップする必要を強く感じました。
その後は議会に戻り、私が事務局長を仰せつかっている自民党県議団と看護協会・看護連盟の皆様との勉強会を開催。
「5月9日」
須崎工業高等学校では造船科を含む各科、須崎高等学校では総合学科に普通科、そしてこの両校は、来年度の須崎総合高等学校への統合についてなど。
四万十高等学校では、過疎地域における高等学校の意義と今後についてなど。
それぞれ本県が抱える学校の在り方という大きな課題の典型例として、深く考えさせられました。
「5月10日」総務委員会による幡多方面調査1日目。
大方高等学校・土佐清水市立清水小学校・清水高等学校・西部教育事務所に行って来ました。
大方高校では、少人数校の部活動の取組や地域学、一昨年から始まった高校生津波サミットについてなど。
清水小学校では、出来立てホヤホヤ最新の学校設備やオープンスクールに驚かされました。
清水高校では、校長室のジョン万次郎先生とホイットフィールド船長の写真、日の丸と星条旗、そして全校生徒が土佐清水出身という名実ともに“土佐清水高校”というのを実感しました。
「5月11日」総務委員会による幡多方面調査2日目。
中村中・高等学校、中村特別支援学校、幡多農業高等学校、幡多青少年の家に行って来ました。
中村中高校は、中高一貫校らしく地域の期待に応えるべく高い志が伝わってくるような雰囲気でした。
中村特別支援学校は、一人一人が学ぶ喜びを感じ、豊かに生きる力を培う為、児童生徒の皆様、ご家族、教職員、地域の方々のご努力とご尽力にただただ頭が下がりました。
幡多農業高校は、広大な敷地の中で生徒さん達がイキイキと実習に取り組む姿が、幡多の美しさとともに清々しく眩しかったです。
「5月12日」
平成30年度最初のみどり野地区まちづくり協議会に出席。
高知県物部川流域地域振興監と香南市地域支援課より集落活動センター事業についてご説明いただきました。
集落活動センター事業は、中山間地域での取組といったイメージがありますが、香南市では、そもそも各地区まちづくり協議会が“集落活動センター”的な役割を果たしており、まちづくり協議会の進化形としての集落活動センターを目指す第一歩として、大変重要なキックオフミーティングになりました。
「5月13日」
「平成30年度物部川・仁淀川総合水防演習」に、野市消防団富家分団より『水防工法実施訓練員』として参加しました。
石井国土交通大臣、本県選出国会議員、尾崎知事、土森県議会議長など、多数のご来賓の方々に見守られる中、訓練の為の訓練ではなく、豪雨の中だからこそ学べる有事に近い状況下での訓練は、参加している消防団員にとって“消防魂”を揺さぶられる内容の濃い訓練になりました。
「5月14日」
平成30年度絵金蔵運営委員会通常総会に出席。
昨年度入館者数が、驚異の前年度比4363人増。
幕末維新博、笑福亭鶴瓶さん、市川海老蔵さんなどの要因はもちろん、何と言っても、これまで絵金蔵をお守り下さっている運営委員会の皆様、赤岡町の皆様のご努力ご尽力のお陰であり、心から敬意と感謝を申し上げます。
「5月15日」
本山町立嶺北中学校、嶺北高等学校、高知農業高等学校、県立青少年センターに行って来ました。
嶺北中学と嶺北高校は、同居連携型中高一貫教育校。中学校では「社会人基礎力」の育成を目標として深い学びの実現に向けた課題探求型授業を行い、全国各地から視察に来られるほど熱心に取り組んでおられました。嶺北高校は、嶺北地域唯一の高校として、確かな学力、豊かな心、そして郷土愛の育成に取り組んでおられました。他の中山間地域同様、ここでも学校と地域の存続に向けて、先生方の熱心なご努力と純朴な生徒達の笑顔が印象的でした。
高知農業高校は、「土を耕す」「心を耕す」そして「夢の実現」に向けて、広い敷地の中で6つの学科が設置され、学業に部活動に熱心に取り組んでおられました。
「5月16日」
安芸市立安芸第一小学校、室戸高等学校、室戸警察署に行って来ました。
安芸第一小学校では、県東部地区のモデル校を目指して取り組まれている「全校で統一化した算数授業」と「人材育成の体制づくり」を参観&ご説明いただきました。
室戸高校では、女子硬式野球部の取組や総合学科としての福祉、書道、美術、工業などの多様な授業風景に驚かされました。
調査を終え、尾﨑正直知事による県政報告会に向けて、一路高知市内へ。
会場には2000人以上の人、人、人。
政治家尾崎正直知事の高知県への熱くて深い“おもい”に、こちらまで胸が熱くなりました。
「5月17日」
伊野商業高等学校、窪川高等学校、須崎警察署、須崎県税事務所に行って来ました。
伊野商業高校では、県立高校で唯一の商業高校ということでキャリア教育に力を入れており、ビジネス・ツーリズム・ICT・デザインの4つのコースについて丁寧にご説明いただきました。栄光の甲子園優勝旗が眩しかったです。
窪川高校では、「この町とキミの未来を切り拓け」とのスローガンのもと、地域での学び・少人数指導・四万十町の町営塾『じゆうく。』との連携・海外研修など、四万十町と一体となった取組が非常に勉強になりました。
調査を終えると一路香南市へ。
香南市人権教育研究協議会総会にて開催されました講演会「ダイバース&ユニバーサル・シティ香南市~私が私でいられるまち」に参加しました。
私が、2月本会議で質問させていただきましたテーマの一つでもあるユニバーサルシティについて、勉強させていただきました。
「5月18日」四国4県議会の各種総会&軟式野球大会1日目。
四国4県議会の各種総会&軟式野球大会に参加する為、香川県高松市に行って来ました。
四国観光議員連盟総会では、高松空港㈱代表取締役 渡部社長による講演「高松空港の活性化による四国への誘客」をスタートに、四国公共交通議員連盟総会、森林・林業・林産業活性化促進地方議員連盟四国地方連絡会議に出席しました。それぞれテーマは違いますが、“四国は一つ”という気持ちで四国の発展に努めてまいります。
「5月19日」四国4県議会の各種総会&軟式野球大会2日目。
曇り空に涼しい風が吹く、最高のコンディションでの軟式野球大会は、高知県議会チーム一丸となって頑張りましたが、善戦むなしく涙の第2位でした。
平成最後の大会の最後は、これまで大会に参加し見守ってこられました土森議長を、敬意を込めて高知県議会チームで胴上げさせていただきました。
感無量な瞬間でした。
「5月20日」
陸上自衛隊高知駐屯地開設52周年・第50普通科連隊創隊12周年記念行事に出席。
国防という崇高な使命を持ち、日頃より地域の安全安心の為に、日夜訓練に励んでおられる隊員の皆様の凛とした姿に対し、地元の県議会議員として深く敬意を表し感謝を申し上げました。
自民党本部よりお越しの岸田文雄政務調査会長による基調講演の後、中谷元新県連会長のもと、本年も更に高い緊張感を持ち、謙虚な姿勢で県民との信頼を結ぶ活動に精励していくことを確認しました。
「5月24日」
山田高等学校、山田養護学校、南国警察署、高知東警察署、塩見記念青少年プラザ、中央西県税事務所に行って来ました。
山田高校では、地域貢献活動や高知工科大学との連携、女子陸上部の取組についてのご説明の後、授業では体育の集団行動などを拝見致しました。山田高校でさえ定員割れしている現状の中、私からは香南市からのスクールバスについて、質問と要望をし前向きなお答えをいただき、少し希望が持てました。
山田養護学校では、小学部・中学部・高等部の児童生徒の皆さんのイキイキとした姿を拝見し、こちらが元気をいただきました。
「5月25日」
日高養護学校、中部教育事務所、高知追手前高等学校、オーテピア(図書館・科学館)に行って来ました。
日高養護学校では、校訓である『明るく 正しく たくましく』を実践すべく、小学部、中学部、高等部の児童生徒さん達が先生方とともにのびのび明るく授業に作業に励まれておられました。中でも高等部の生徒さんのしっかりとした挨拶する姿が印象的でした。
追手前高校では、まず歴史と伝統の重みをズシンと感じました。授業風景にも生徒さん達の自負みたいなものがあり、さすがの一言です。
まさに“高知県の公立の雄”なんだと実感しました。
「5月26日」
長女の野市東小学校での初めて運動会であり、私も保護者として初めての運動会でした。
場所取りの為に朝7時に運動場に行きますと、すでにオートキャンプ場と化しておりました。来年は6時には行かなければと反省でした。
初めて最初から最後まで応援しましたが、思ってた以上に楽しくてあっという間の1日でした。
子ども達の一生懸命な姿とそれを応援する保護者、地域の方々の笑顔、サイコー。
閉会式での優勝旗授与と応援賞の発表では、感動的でグッときました。
「5月29日」
総務委員会による出先機関調査の最終日は、城山高等学校、安芸桜ヶ丘高等学校、安芸中・高等学校、東部教育事務所に行って来ました。
城山高校では、地元の県議として地域との連携活動や部活動の取組、そして様々な理由で困難な状況にある生徒さん達に対する支援と城山高校の役割の重要性について質疑致しました。
安芸桜ヶ丘高校と安芸中高校は、何といいっても高等学校再編と南海トラフ地震対策、そして高知県東部を引っ張ってきく役割を担う学校としての取組について質疑致しました。
最後の東部教育事務所では、所管する香南市以東の小中学校の中で、野市小学校や野市中学校といった大規模校とその他の小中規模校との違いや学校の在り方の違いについて質疑致しました。
「5月31日」
午前中は野市町をグルグルとし、午後からは「平成30年度香南くろしお園・第2香南くろしお園後援会役員会」に出席。
香南くろしお園・第2香南くろしお園は一人一人の状況に応じた生産活動や生活支援等を提供する就労継続支援B型の福祉施設。私も後援会の顧問を務めさせていただいており、地域の方々とともに施設を利用されている障害者の皆様のお役に立てるように、今年度も全力で取り組んでまいります。
その後は、「平成30年度県立城山高校教育後援会総会」に出席。先日の総務委員会での出先機関調査とは違い、香南市長、教育長はじめ後援会委員の皆様とともに、城山高校について熱く議論させていただきました。